西湊太鼓会-堺まつりふとん太鼓連合保存会-大阪府堺市

  • 紅梅会 : 当太鼓会に貢献されている長老の方々
    秋鼓会 : 40歳以上で運営や太鼓会全体の管理などを行う
    壮年会 : 30〜40歳で祭礼の準備や太鼓台運行の支持などを行う
    青年団 : 中学生〜30歳で構成。一致団結し全力で太鼓台を担ぐ会

    会   長 : 余野 貴之
    実行委員長 : 岸田 満
    青年団長 : 毛穴 真平

  • 西湊ふとん太鼓は、堺型と呼ばれる型式の太鼓台で、四本柱が地面から上柱まで続く通し柱と、ふとん台下の小屋根が、堺型太鼓台の特徴と言われています。 初代太鼓台は、明治三十年後半、淡路の「大歳屋」が製作、小屋根およびふとん台は他の堺型太鼓台には見る事の無い珍しい形式で造られています。 彫刻は、和泉彫で名を馳せた隻眼の荒彫師「玉井行陽師」が、木鼻・勾欄合・縁葛を製作、狭間の彫刻は後に淡路彫りの名匠と呼ばれるようになる若き時代の 「開正藤師」の作で、 近畿で確認されている正藤師の彫刻で最古の物と思われ、祭礼当日には堺周辺は勿論の事、他府県からも見物に来るほどその存在は貴重なものとなっています。 この由緒ある太鼓台も老朽化には勝てず、平成十五年の堺まつりを最後に引退しました。


  • 現在の西湊ふとん太鼓は平成十六年に新調し、初代太鼓台の雰囲気と特徴を残した堺型太鼓台で、以前よりも一回り大きく、様々な趣向を凝らした豪華な太鼓台となりました。 本体及び飾り物は、淡路の「梶内だんじり株式会社」で制作、小屋根とほとんどの彫物が欅、筬欄間が花梨、木鼻と胴綱受の彫物と他すべてが本黒檀で造られており、飾り金具は24金仕上げ、 ふとん締めは本金糸で梅を刺繍、房は正絹仕上げとなっています。狭間と木鼻の彫刻は、初代太鼓台の物を、岸和田の「松本幸規師」が改修し二代目太鼓台に使用、その他、 虹梁・胴綱受・勾欄合・縁葛・持ち送り・土呂幕も松本幸規師が制作しました。虹梁には宮入している船待神社にちなんで天神記が、狭間、縁葛、土呂幕には太閤記・太平記・源平盛衰記の各場面が、 胴綱受には四獣神、持ち送りは梅花に三尾雀、勾欄合には中華二十四考の内十六場面と、あらゆる処に彫刻が施されています。


西湊ふとん太鼓は堺型太鼓台で、通し柱とふとん台下の小屋根が堺型太鼓台の一大特徴です。
現在の太鼓台は平成16年に新調で、先代の太鼓台は明治30年後半頃の新調でしたが、各部の老朽化のため先代太鼓台の雰囲気と特徴を残した堺型太鼓台を新調しました。